子ども達が自分の考えを持ち行動できるよう成長を促す
CONCEPT
勉強・進学・就職においても「なぜそうするのか」を大切に指導
不登校の子ども達をありのままに受け入れて安心して通える場であるフリースクールを運営し、「なぜそうするのか」を自分なりの答えを導き出すよう促す形での指導を行っています。
勉強が大事と大人は言いつつも、なぜ大事かと聞かれると「それが良いことだから」など、うまく答えられない方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。不登校の悩みを乗り越え新しい道を追求するにあたって「なぜその道に進むのか」という目的をはっきりさせることができるよう、生徒様に寄り添ってまいります。
個と個の違いを尊重し思いやりを持った大人になれるような教育を
インターネットが普及して人種・言語・価値観の違う世界中の人達と気軽に交流できる現代では、個人の違いを認め合い尊重し合うということが世界的に大きな課題の一つにもなっています。経済も政治もよりグローバル化が加速することが予想される世の中で活躍できる大人になるためには、個と個の違いを尊重し、思いやりを持った大人へと成長する必要があります。
フリースクールの運営を通して、不登校の生徒様をありのままに受け入れ、個性が光る新しい道を一緒に見つける際にも、個と個との違いを尊重して受け入れ合うマインドセットが非常に大切であると考えています。学校に復帰するにも社会に出ていくにも、道は多様であることを学校に行けない出来事に日々向き合っている生徒様達に伝えられるよう、精進を重ねてまいります。
拠点である池田市まで川西や宝塚などから阪急宝塚線経由で通学
4階に進学塾を、2階にフリースクールを入れている阪急池田駅前ビルは池田駅を下車してすぐのところにあり、阪急宝塚線を活用しての通学がおすすめです。通学範囲は同じ池田市を中心に豊中市・川西市・宝塚市からも、生徒様が気軽に通院できるようにしました。
学校に通えず悩む子ども達がより気軽に通学しやすい立地で彼らを迎え入れることは、とても重要な意味を持ちます。なぜならただでさえ学校に行けないことに悩んでいる中で、通学そのものへのネガティブなイメージを刷新していく必要があるためです。仮に電車を降りた後バスで数十分移動し、さらに山の上まで1時間歩いて通学する立地にあるものなら、通学の継続は困難になってしまうでしょう。スクールへの通学が学校に通う練習にもなり、前向きに乗り越えていけるようサポートいたします。
子ども達の心に寄り添うことができるスタッフを厳選して採用
繊細で多感な時期である小学生〜高校生の年代の子ども達にとって、この時期に接する大人の影響というのはその後の人生における価値観の基盤にもなり得るような大切なものになります。学校に通えずに苦しみ、自分を責めてしまう傾向がある子ども達を受け入れるスクールの運営にいたっては、講師側がありのままの子ども達を受け入れる姿勢というのは大変重要な資質です。
スクールで不登校で苦しむ生徒様と保護者様を受け入れるためには、まず何よりも彼らの見方になり彼らが安心して相談に乗れるよう、寄り添う存在になる必要があります。生徒様一人ひとりの個性を尊重して、その個性が持つ本来の素晴らしい側面が表に顔を出せるよう、生徒様がありのままの自分でいられる環境であり続けるよう、皆様とこれからも向き合ってまいります。
卒業後進学・就職という形で人生を歩いた方からの感想を掲載
風邪を引いた場合は病院に行ってしばらく安静にしていれば回復するという対策が具体的で明確ですが、これが不登校ともなると対応策が分からず、また最適な対応策そのものも時と場合に応じて流動的で一人ひとりによっても異なるため、深く悩まれてしまう方々もたくさんいらっしゃいます。
このように、悩みへの対策が具体的でないときというのは、似たような悩みを克服された実体験というのは当事者にとって大変大きな励みとなり、活力にもなり得ます。10年以上スクールの運営で不登校で悩む生徒様達を受け入れてきた中で、立派に乗り越え卒業された方々からいただいたご感想などを共有いたします。これらをお読みいただくことで、現在学校に行けない苦しみを何とかしようと努力されているお子様や保護者様の活力になりましたら嬉しい限りです。
不登校であることへの負い目を払拭できるようなコラムなどを
一般的な善悪の判断基準において不登校というものにネガティブな印象を持ってしまう方が、日本には多くいらっしゃいます。しかしながら、この善悪の判断基準という倫理観は、時代背景や当時の一般常識によって相対的に変化するものです。実際、不登校にかつて悩んでいたものの、それを克服して大人として立派に自立されている方々からすると、不登校という経験があったから今の充実した自分がいると捉えているケースも多々あるのではないでしょうか。
不登校を乗り越える第一歩は、不登校と自分自身をただありのままに受け入れ、善悪の判断を下すことなくニュートラルな視点で捉え直すことです。そして安心して過ごせる居場所で心を癒しながら、どのような進路が自分にとって合っているか共に考えていけるように、コラムなどの執筆も続けてまいります。