不登校だからこそ、確かな学力を身につけよう!
高校受験・大学受験もあきらめない。しっかり勉強ができる学習型フリースクール。
「学校に行けない」「いろんなしんどさを抱えている子ども&保護者」への記事
BLOG
子どもたちが安心して自らの道を進む活力を身に付ける環境を
CONCEPT
辿り着いたのがフリースクールでした。
スタートは、学校に行っていない子どもたちの、勉強をサポートしたいなあ、という思いからでした。
想定していた勉強は、いわゆる「学校の各教科の勉強」でした。
しかし、地域の学習塾には「同級生が通っている」「時間帯が夕方から」「集団の授業」といった特徴があります。
不登校の時は、こういったところには通いにくいものです。
そこで昼間にも通える個別指導の学習塾ができないだろうか、と教室を開校したのが始まりです。
ところがしばらくすると、「決められた授業時間」「勉強だけしてパッと帰宅する」。これに対応できない子どもたちが多いことに気づきます。
子供たち一人一人が、自分自身の予定を決めることができるスタイルに変えていきました。
そうすると、教室に長時間滞在する子も出てきます。
また、頑張って通っているけれど、まだまだ勉強をする元気がない。そんな子もチラホラ出てきます。
お昼休憩に自由参加でトランプなどのゲームをしたり、個別に悩みや進路相談を聞く時間を作るようになりました。
学校の勉強以外の学習や創作活動にチャレンジする子も出てきます。
そういったことに大人たちも刺激を受けて、徐々に「フリースクール」と呼べるような教室になっていきました。
今でも、もともとの「学校に行けていない子が、勉強面で苦労しないようにしたい」という思いが根っこのところにあります。
学習塾のような雰囲気は残っています。
しかし不登校の子どもたちをサポートするためなら、勉強に留まらず、必要なものは何でも取り入れていく教室になっています。
平日の午前から夕方までの学習塾+みんなが元気になれる居場所
そんなフリースクールがパーソナルアカデミーです。
不登校でお悩みの子どもたちとその保護者様へ
SERVICE
阪急宝塚線の池田駅を降りてすぐ
ACCESS
フリースクールについてよくある質問
Q&A
- なぜ、フリースクールをはじめたのですか?
- いろんな方の夢のサポートがしたかったからです。
今「生きづらさ」「しんどさ」を抱えている子どもたちに、夢を持ってもらい、夢を実現してもらう。
そのために、まずは京都でNPO法人のフリースクールをはじめたのがきっかけです。
- フリースクール・パーソナルアカデミー利用者の進路は?
- 高校・大学・専門学校への進学が多いです。
悩み、考えぬき自ら選び取った価値ある「自分だけの道」を見出してください。応援します。
- 誰でも入会できるのですか?
- 入会前に必ず面談と体験をしていただきます。
原則、小学生から大学生まで誰でもいつでも入会できます。
ただし、前向きに取り組み、他者を大切にできる方に限ります。
- 何時から始まりますか?
- 午前10時からですから、ゆったりと通学できます。
※学校と違って『遅刻』はありません。
体調や予定に併せて、通ってください。
フリースクールとは?
フリースクールとは、不登校などの問題を抱えている児童・生徒が通う学校のことです。フリースクールは、国から正式に認められた学校ではありません。しかし、子供たちにとっては、小中学校の籍をそのままにしながら通えるという大きなメリットがあります。
フリースクールについて
フリースクールとは、主に不登校などの悩みを持っている児童・生徒が通う学校です。小学校や中学校のように、正式に国から認められている学校ではありませんが、文部科学省は「小中学校に通っていない義務教育段階の子供が通う民間の団体・施設」という形で認知しています。児童・生徒らは、小学校や中学校に在籍したままフリースクールに通うことが可能です。しかも、規定をクリアすれば、在籍する小中学校の出席日数として扱われます。ただ、これ以外には国や自治体からのサポートはないのが現状です。
フリースクールとサポート校
フリースクールと近い存在として認知されているのが「サポート校」です。フリースクールとサポート校は役割が少し異なります。フリースクールは、不登校などの悩みを抱える児童・生徒らを、特に精神面でバックアップする役割を担っていますが、サポート校は、主に学習面をバックアップする役割を担います。また、学習に重点が置かれるため、すでに高校の通信教育を受けていたり、中学校の後期課程程度の学力を持っていたりする子供たちに入学資格が限定されることが多いようです。
フリースクールに通う児童や生徒
フリースクールに通っているのは、主に不登校の児童・生徒ですが、その理由についてはそれぞれ異なります。
注意欠如・多動症(ADHD)や広汎性発達障害(PDD)などを持つ児童・生徒もいれば、いじめ、ストレスなどで小中学校に通えなくなってしまった児童・生徒もいます。
フリースクールでの生活
フリースクールに通っている児童・生徒の多くが不登校です。このことからもわかるとおり、ほとんどのフリースクールは、元々不登校の子供たちを受け入れることを目的として設立されています。それぞれのフリースクールによって教育方針は異なりますが、すでに少し触れたように、どのフリースクールも子供たちの精神面のサポートに力を入れています。
フリースクールは正式な学校ではありませんが、授業も行われています。ただ、あくまでスクールの方針次第です。クラブ活動やレクリエーションなどに重点を置いて活動しているフリースクールもあります。また、「子供たちが落ち着ける場所」を提供することに注力しているスクールもあります。フリースクールでは、皆がなんらかの悩みを抱えているわけですから、一人ひとりの悩みを和らげるためにできることを、それぞれのスクールが考えて活動しているといえば正しいでしょうか。
「フリー」とはいうものの、フリースクールでは、授業やクラブ活動などは規則正しく行われています。普通の小中学校のように時間割が定められていることがほとんどです。
フリースクールには、普通の公立学校のように1年生、2年生…などのはっきりしたグレード分けはありません。小規模なスクールが多いので、小学生と高校生がいっしょに活動していることもあります。
フリースクールの児童・生徒の進路
子供たちは、フリースクールにおいて、将来、社会に出ても自らの力で進んでいくために学んでいます。フリースクールのあとは通信制の学校に通う生徒が多いのですが、中には普通の中学校で学んでいる同年代の生徒同様、全日制の高校、大学へとステップアップしていく子供たちもいます。もちろん、就職という選択肢もありますし、高等学校卒業程度認定試験を受ける道もありえます。
親御さんが、お子様の将来を不安に思うお気持ちは理解できますが、お子様はフリースクールで将来への準備ができますので、それほど心配する必要はありません。ただ、フリースクールに通わせるのであれば、お子様の将来をしっかりイメージしたうえでスクールを選ぶことが重要です。
社会に出るためのステップはひとつではない
多くの現代人が、小学校から大学までステップアップしていくことが当たり前のように感じてしまっています。しかし、これだけが正しい道なのでしょうか?人生はそんなにシンプルなものではありません。さまざまな場面で、私たちは決断することを繰り返しながら成長していきます。その過程の中で、少しルートからそれてしまうことはよくあることです。ひとつのルートだけが正しいのではなく、実はルートはたくさんあるのです。親御さんとしては、お子様の個性を伸ばしてあげることを考えて、お子様の将来像をイメージすることが大切になります。
まとめ
フリースクールとはどんな学校なのか、かんたんに解説してきました。フリースクールは、日本の教育制度において完全に認知されている学校ではありません。しかし、今後は国も、フリースクールに通う子供を持つ親御さんへのサポートを考えているようです。
不登校中の勉強・塾選びのポイント
いじめなどが原因で不登校になってしまっても、学習意欲が高い子供はたくさんいます。「本来、学校に通うべきなんだから学校で学べばいい」と考える方もいるかもしれませんが、話はそうかんたんではありません。学校で傷ついてしまった子供たちにとって、学校に行くこと自体がとても勇気のいることです。では、不登校の子供たちの学習意欲を満たすためには、どうすればいいのでしょうか?
不登校の子供たちが学べる場所とは
学校以外に勉強ができる場所として、真っ先に思い浮かぶのは塾だと思います。塾には、大手の進学予備校、個人指導塾があり、子供たちの目標やライフスタイルに合わせて選べます。しかし、これらの塾に不登校中の子供たちが通って勉強できるのでしょうか?
答えはイエスでもノーでもあります。不登校ではあるものの、すでにその原因となった心の傷が癒えている状態なら、これらの塾に通うことも可能でしょう。もしかしたら、この方法が子供にとってプラスになる可能性もあります。しかし、まだ回復途上である場合は注意が必要です。慣れない環境でまたストレスを感じてしまう可能性もあります。
そこで選択肢として浮上するのが、不登校の子供たちが学ぶ不登校専門塾です。不登校専門塾には通常、以下のような特徴があります。
- 心のケアができるスタッフがいる
不登校専門塾には、子供たちの心のケアを担当するスタッフが置かれていることが多いようです。専門的な知識を持っているので、子供の心理が考慮された塾の環境作りをしてくれる可能性が高いでしょう。
- 不登校を経験した講師がいる
講師自体が不登校経験者だったというケースも多いようです。このような講師の存在が、現在、不登校の子供にとって、目標になるというポジティブな考え方もあります。
不登校の子供に理解がある塾なら合う可能性も
不登校専門塾には、このようにカウンセラー的な役割を務めてくれるスタッフがいるので、確かに不登校の子供たちにとっては学びやすい環境が整っているといえます。しかし、一般の塾のなかにも、不登校の子供たちが学びやすい塾はあります。このような塾にはどんな特徴があるのでしょうか?
- 比較的規模が小さい
規模が小さい塾は、講師と子供たちの距離が近く、目が届きやすいという特徴があります。学習の面で子供たちが不安を感じている場合でも、講師が気づいてくれると子供たちは安心できるものです。
- 個別指導塾
規模が小さいだけではなく、個別指導塾であれば、さらに講師の目が届きやすくなります。集団指導塾では、学校のように多くの子供たちと学ばなければなりません。わからないことがあっても、講師とコミュニケーションをとることすら難しい場合もあります。個別指導塾なら、講師とコミュニケーションをとる時間が十分にあるため、勉強だけではなく、将来のことも相談しやすいでしょう。
不登校の子供の塾選びで重要なポイント
ここまで、不登校だけれども学ぶ意欲のある子供たちに向く可能性が高い塾について解説してきました。しかし、これらの塾がすべての子供たちに向くわけではありません。不登校の子供を塾に通わせることを考えている方には、以下のようなポイントを考慮して塾を選ぶことをおすすめします。
- 塾のスタイル
比較的規模が小さい塾が不登校の子供たちには向くというお話をしました。しかし、子供によっては、それが合わない場合もあります。まだ心のダメージから立ち直っていない子供たちの場合は、小規模な塾のほうが合っていることは間違いありません。しかし、立ち直ってきたら集団指導塾のほうが子供たちに良い影響を与える場合もあります。もうひとつ、現在のトレンドでもある「オンライン」という形態も考慮すべきスタイルです。家にいながらにして学べるスタイルですが、このスタイルも合う合わないがあるので、体験授業を利用できるようなら、トライしてみるといいでしょう。
- ロケーション
ロケーションに関しては、大人でも好き嫌いがあるので、子供の考えを尊重したほうがうまくいくでしょう。近くの塾なら通うのは楽ですが、顔見知りには会いたくないと考える生徒もいます。子供と相談して最適な答えを探ってみましょう。
- 必ず見学する
不登校の子供ではなくても、塾を選ぶときは、実際に行われている講義の様子を見せてもらったり、施設を見せてもらったりすることは重要です。塾を決定する前に、必ず事前に見学しておきましょう。
- 塾の担当者と面会し、子供について話してみる
子供が通う塾を決める際は、まずは塾の担当者と保護者だけで会い、子供について話しておきましょう。不登校の子供のことを本当に考えてくれる塾なら、やはりこれから預かることになるかもしれない子供のことを知っておきたいはずです。この面会の内容から、塾を体験させるかどうか判断します。
- 最終的には子供の判断
最終的に決めるのは子供です。感覚的なことですが、保護者がどんなに良く思える塾でも、子供が乗り気でない場合はあまり良い結果にならないでしょう。
まとめ
子供の学習意欲を満たしてくれる塾を選ぶには、保護者の協力が欠かせません。この記事が子供の可能性を切り開く手助けになれば幸いです。
不登校からの高校受験!志望校の選び方や対策方法について
不登校からでも高校は目指せます。学習意欲はあるのに、学校でつらい思いをした経験から通学できなかった…それでも受験を突破した子供はたくさんいます。不登校の子供を持つ保護者としては悩みも多いことかと思いますが、どんなことに気をつけて高校を目指せばよいのかご説明します。
高校受験で重要視される要素と対策
高校を受験するに当たって重要な要素はいくつかあります。これらの要素は、普通に登校しながら高校を目指している子供たちにとっても重要なことですが、不登校の子供の場合はさらに重要です。
- 出席日数
完全に不登校ではなく、部分的に不登校の子供もいます。教室でクラスメイトといっしょに学習することはできなくても、保健室にいることならできるという子供もいます。このような子供の場合、もしかしたら出席日数が思ったよりも多いかもしれません。また、保健室登校ができるのであれば、それが受験対策になります。
地域や学校により、出席日数の取り扱い方が異なるので、そこまで受験に影響しないこともあるかもしれませんが、推薦の場合、出席日数は重要視されがちな要素です。地域や学校の取り扱い方について調べてから志望校を選択しましょう。
- 内申点
内申点も出席日数同様、地域や学校により取り扱い方にバラツキがある要素です。これについても出席日数同様、事前に調べておくことが対策となります。ただ、内申点だけで合否が決まるのは私立高校の推薦程度です。ほとんどの場合、入試と内申点、両方を考慮して合否が判定されます。
- 学力
もちろん、学力も重要な要素です。これは塾を活用するなどして対策することが可能です。高校によっては学力テストをしない場合もあるので、こうした学校を選ぶのも対策のひとつではあります。
中学で不登校だった子供の高校選びのポイント
「中学で不登校を経験した子供たちが、果たして高校で勉強を続けられるのか?」
こんな疑問を持つ保護者の方もいらっしゃいます。不登校になった原因にもよりますが、意外に高校へ通うようになると、これまでとは違う環境になり、子供にとってはプラスに働くことが多いようです。
これは実は重要なポイントです。同じ地域の子供たちが多く通う高校だと環境があまり変わらず、また不登校になってしまうことも考えられます。学校の雰囲気は、実際に見てみないとわからないので、学校見学などの機会を設けている高校を中心に選ぶのもひとつの手です。
高校に進学したいけれども、まだクラスでの学習には不安が残るという子供の場合は、通信制の学校も選択肢に入れるといいでしょう。