生徒様達が安心して過ごせる場所としてできることとは
似た境遇でお悩みのお子様・保護者様の力になっていけるように
進学塾の運営において大切なことの中には、確かな実績とそれを裏付ける卒業生の生徒様や保護者様のお声であると付属池田専門の進学塾の運営を通して実感いたしました。
それと同じようにフリースクールの運営においても、スクールで講師達と共に切磋琢磨し合った大切な生徒様とその保護者様からいただいたご感想を大切にしています。学校に行けないといった似た境遇で悩むお子様達や保護者様達を励ます力になっていけるよう、ご感想などを共有することなどで尽力いたします。
不登校を受けいれることができるようになったのは、パーソナルアカデミーに通ったおかげです。
保護者様の声
「谷先生がおっしゃってたとおり!」
お世話になっていた間に、何度も息子の口から出た言葉です。
それは、勉強や生活に関することだけでなく、息子の感情にも及んでいました。
先生には、親も、本人も気付いていない姿が見えている様でした。
塾に通えない時ややる気が出ないような時もありましたが、息子は常に、谷先生は自分のことを分かって、受け入れて下さっているという確信を持っていたように思います。
そして、その先生からの励ましや助言を糧として、スランプを越えていったのだと思います。
「不登校の期間が長かったからこそ、勉強することが楽しい。ずっと学校に行っていたら、この楽しさは味わえなかったかもしれない。」と不登校を受けいれることができるようになったのは、パーソナルアカデミーに通ったおかげです。
希望の大学に合格した息子はまだ自立に向けての第一歩が始まったばかりですが、今は親子共々、新しい生活を楽しみにしております。
お世話になり、本当に有難うございました。
パーソナルアカデミーで得た最も大切な教訓
卒業生 男子
「潮」という単語から、皆さんは何を想像されるでしょうか?
海流、潮の満ち引き、潮力発電...等々沢山ありますが、私には大学受験勉強中に出会ったシェイクスピアの一節、「There is tide in the affairs of men」が鮮烈に思い起こされます。
どういった内容かと言いますと、人が行う事全てに潮時があり潮に乗れれば物事は上手く行き、乗り損なうと何事も上手くいかない、という一節です。
私がパーソナルアカデミーで得た最も大切な教訓はこの一文に集約されています。
私は中学一年から不登校になり、それから約八年の間何をやっても長続きせず焦燥感に苛まれながらも一日が終わってしまう、こういった事が幾度も、幾度もありました。
親への感情、次々に進級していく友人への感情、様々な想いが心の中で渦巻き、訳も分からず苦しかったことを覚えています。
パーソナルに二年半通い、高認、大学受験共に合格し余裕がある今、当時と今の何が違うか考えた所、それは「潮」を読む能力であると気付きました。
何をやっても上手く行かない時は必ずあり、その時は何もしなくてもよいと言う事、逆に何をやっても上手く行き、この時にこそ全力を出すべきだと言う事です。
様々な「潮」を変える出来事や日程、状態(肉体の疲れや精神の疲れ、人間関係、ゲームの発売日、受験日の一週間前...etc.)があり、それらに影響されながら日々を生きていますが、経験が少なく未熟だった私にはそれらを見抜く力が無く全力を出しても何時も空回りしていました。
多くの事を幾度も途中で挫折した私が大学受験を完遂できたのはパーソナルの先生方に私の「潮」を見抜いて貰い、適切なタイミングで適切な助言を頂いたからです。
パーソナルアカデミーをネットで見つける事が出来たのは、本当に幸運でした。
保護者様の声
今から思い返してもパーソナルアカデミーをネットで見つける事が出来たのは、本当に幸運でした。
高1で高校を中退した息子がパーソナルアカデミーへ通い始めたのは16歳の春でした。その頃はまだ生活パターンも定まらず朝、起きる事が出来ず遅刻や欠席をくり返していました。
その旨、電話を入れると、谷先生は必ず「大丈夫ですよ。本人が来られそうな時来て下さったら良いですから」と、そのままの息子を受け入れて下さいました。親子とも不安な気持ちの毎日でしたので、そんな言葉がどれほどありがたかった事でしょう。いつも先生方が見守って下さり、息子は日に日に元気を取り戻してゆきました。
おかげ様で、息子は第一志望の大学に合格する事が出来ました。
パーソナルアカデミーで過ごした4年間は、息子の人生を大きく変え、これからも息子の心の支えとなるでしょう。
パーソナルアカデミーは学習塾であるだけでなく、人間塾でもあります。
卒業生(20歳 男子)
僕がパーソナルアカデミーに入会したのは、16歳の春でした。高1の夏から不登校になり中退してから1年ほど経った頃でした。
当時の僕がつい孤独感に怯えていた事は今でも憶えています。しかし先生方と対話を重ねるにつれて、それは和らいでいきました。
大学生活を送っている今思うことは、パーソナルアカデミーで先生方や生徒と挨拶や会話を日々交わしていた事が、人間関係を築く上で大きな助けとなっていることです。
パーソナルアカデミーは学習塾であるだけでなく、人間塾でもあると強く感じます。
パーソナルアカデミーで私は大学受験の知識以上に、その「前へ進もうと努力することの大切さ」を学ばせていただきました。
在校生(19歳 男子)
私は大阪にある中高一貫の進学校を中退して、半ば自宅浪人のような状態のときにパーソナルアカデミーに来ました。
それまで高校在学中から様々な塾や予備校、家庭教師などを試していたのですが、どれも途中でしんどくなって長続きせず、パーソナルアカデミーに来た時は藁をもすがる思いでした。そんな私にT先生は「自分のペースでやったらいい」という言葉をかけてくださり、どうすれば落ち着いて勉強することができるかを一緒に考えてくださいました。教室のほうに私がなかなか通えなくなっても、自宅のパソコンで授業を見れるようにしてくださったり、スランプに落ち込んだ時に相談にのってくださったりと、ずっと心の支えとなってくださいました。
1度先生に、「何で他人に対してそんなに誠実に向きあうことができるのですか」という旨の質問をしたことがあったのですが、そのときも先生はなんの気なく「いや、僕は自分がやりたいことをやってるだけだよ「とおっしゃっていたような気がします。私はその時、「あぁ、本当の教育者ってこんなにも自然体なんだ」と感動したのを覚えています。
とりとめのない思い出語りのようになってしまい恐縮ですが、最後に1つだけ私が伝えたいことは、たとえ大学受験という、おそらく人生の試験の中で最も結果が重視されるであろう勉強においても、やはり本当に大切なのはその行為を通じて何を学んだかということです。少し厳しい現実かもしれませんが僕たち不登校生達にとって、1番大変なのは次行く学校に受かるよりも、学校を卒業して、社会へ出ることです。
そのためにはもちろん学校へ入学するための受験の知識も必要ですが、なにより大切なのはどんな状況、環境にあっても自らの意志で前に進もうともがく力です。パーソナルアカデミーで私は、大学受験の知識以上に、その「前へ進もうと努力することの大切さ」を学ばせていただきました。
今、悩んでいる人へのメッセージ
<生徒としてよかった点>
同じような境遇(学校に行っていない)の子ども達が来ていたから、周りの目をそんなに気にしなくて良かった。皆、何かに対して悩んでいるのだと思うと、しんどく感じているのは自分だけではないという安心感のようなものがあった。ブースでの授業だったから勉強に集中できたし、適度に人の気配を感じることができて、私は安心だった。1対2の授業で、先生とも話しやすかった。谷先生と出会えたこと。個性豊かなスタッフの先生方に出会えたこと。
<悪かった・困った点>
学校や社会の中にいる時と違って、自分の弱い部分、弱っている姿をある程度、ありのままにさらけ出して、そこに通っていた。
自分を作らなくて良いのは楽であり、安心もできたが、逆にその状態で分かってもらえない時は、弱っている姿をさらけ出している分、辛い。授業を見てもらっていない先生と話す機会があまりなかった。ある程度元気になって、皆の輪の中に入ることができて、やっと少し話せるという感じ。
<自分が特に気をつけて過ごした事>
精神的にすごくしんどい時は無理だったけれど、ある程度元気になってきたら、自分で1日のスケジュールを考えて過ごした。学校へ行っていない分、だらけようと思ったらどこまでもだらけることができるから、それは常に気をつけていた。将来的に何か役に立つかもしれないと思って、勉強の基礎はきちんとやった。
<今、悩んでいる人へのメッセージ>
今、「しんどい…」と感じている人は、もしかすると真っ暗なトンネルの中にいる気分かもしれません。
私はそうでした。どこへ向かえばよいのか、抜け出せるのかも分からず、ただただ立ち尽くして動けない日々を過ごしました。でも、大丈夫。絶対に出口はあります。私は、家族や信頼できるスタッフの先生のおかげでそこから抜け出すことができました。その人にとっての良いタイミングで、分かってくれる人はきっと現れてくれる。もしかすると、現れることがないかもしれないけれど、でも大丈夫。少しだけ勇気を出して、1歩踏み出してみてください。
高校ぐらいは出とこうと思っていた僕が大学に進学。パーソナルのおかげで新しい自分と出会えました。
卒業生(19歳 男子)
僕は、高校卒業のための通信制高校を選択しました。
通信制高校もレポートという形だったので、めんどくさくてやらなかった。パーソナルアカデミーに入学したのは、通信制高校のレポートも手伝ってくれる!という感覚で入りました。スタッフの先生のおかげでなんとか楽しくレポートも出せて無事卒業できました。
自分の為になるように上手くサポートしてくれたと思います。高校ぐらいは出とこうと思っていた僕が大学に進みたいと思い、パーソナルアカデミーの大学受験コースにそのまま入り、1年間の勉強期間を経て大学生にもなれました。でもここからが本当のスタートだと思っています。
最後に・・・パーソナルのおかげで新しい自分と出会えました。
本当にありがとうございました。
今の時代、人になかなか言えないような深い悩みを抱えているときに多くの人がまず行うことは、ネット上で似た悩みを克服した人の体験談などをリサーチすることなのではないでしょうか。昔とは違ってインターネットが普及したことで、言いづらい悩みをネット上でつぶやいて似た境遇の方を探しやすくなっており、その克服体験談は多くの方々を勇気づけてきました。
「学校に行けない」、この悩みも相談相手を慎重に選ぶ必要のある分野の悩みだけに、インターネット上での克服体験談から現状の打開策を探すお子様・保護者様もたくさんいらっしゃいます。「先生方は気軽に何でも話せるもう一人の親のような存在だった」「しんどかった通信制高校のレポート作成も丁寧に見てくれて、その後1年間の勉強の末おかげさまで大学生になることができた」など、このような体験談が現在不登校に悩む方々の力になれるようにと、皆様にも共有いたします。