生徒様達が安心して過ごせる場所としてできることとは
似た境遇でお悩みのお子様・保護者様の力になっていけるように
進学塾の運営において大切なことの中には、確かな実績とそれを裏付ける卒業生の生徒様や保護者様のお声であると付属池田専門の進学塾の運営を通して実感いたしました。
それと同じようにフリースクールの運営においても、スクールで講師達と共に切磋琢磨し合った大切な生徒様とその保護者様からいただいたご感想を大切にしています。学校に行けないといった似た境遇で悩むお子様達や保護者様達を励ます力になっていけるよう、ご感想などを共有することなどで尽力いたします。

なんでも話せる親のような存在でした。
卒業生(19歳 男子)
アカデミーに通ってよかったことは、先生に出会えたことです。 ここの先生は、精神的な病気で高校に行けなかった僕にとって、何でも話せ、ほんとに親のような存在でした。人生にはいろんな道があることを教えてもらい、今では病気も治り専門学校に行けるまでになりました。 あとは、自分のペースに合わせて通うことができ、強制されないことです。
もちろん、やらなきゃいけないときは強制されるかもしれないけど。

将来のことも考えることができるようになりました。
卒業生(21歳 男子)
僕が学校というものと疎遠になっていた中学校の時に出会い、高校の1~3年生の間、豊中から池田にある谷先生の所に通っていました。
勉強も丁寧に教えてもらい、悩みや趣味のことなども聞いてもらい、将来のことも考えることができるようになりました。改善してほしい点は学習塾のほうに比重が大きくなっていて、在学時も特に後半に居心地が悪いと感じていたので見直してもらいたいと思います。

高校ぐらいは出とこうと思っていた僕が大学に進学。パーソナルのおかげで新しい自分と出会えました。
卒業生(19歳 男子)
僕は、高校卒業のための通信制高校を選択しました。
通信制高校もレポートという形だったので、めんどくさくてやらなかった。パーソナルアカデミーに入学したのは、通信制高校のレポートも手伝ってくれる!という感覚で入りました。スタッフの先生のおかげでなんとか楽しくレポートも出せて無事卒業できました。
自分の為になるように上手くサポートしてくれたと思います。高校ぐらいは出とこうと思っていた僕が大学に進みたいと思い、パーソナルアカデミーの大学受験コースにそのまま入り、1年間の勉強期間を経て大学生にもなれました。でもここからが本当のスタートだと思っています。
最後に・・・パーソナルのおかげで新しい自分と出会えました。
本当にありがとうございました。

今、悩んでいる人へのメッセージ
<生徒としてよかった点>
同じような境遇(学校に行っていない)の子ども達が来ていたから、周りの目をそんなに気にしなくて良かった。皆、何かに対して悩んでいるのだと思うと、しんどく感じているのは自分だけではないという安心感のようなものがあった。ブースでの授業だったから勉強に集中できたし、適度に人の気配を感じることができて、私は安心だった。1対2の授業で、先生とも話しやすかった。谷先生と出会えたこと。個性豊かなスタッフの先生方に出会えたこと。
<悪かった・困った点>
学校や社会の中にいる時と違って、自分の弱い部分、弱っている姿をある程度、ありのままにさらけ出して、そこに通っていた。
自分を作らなくて良いのは楽であり、安心もできたが、逆にその状態で分かってもらえない時は、弱っている姿をさらけ出している分、辛い。授業を見てもらっていない先生と話す機会があまりなかった。ある程度元気になって、皆の輪の中に入ることができて、やっと少し話せるという感じ。
<自分が特に気をつけて過ごした事>
精神的にすごくしんどい時は無理だったけれど、ある程度元気になってきたら、自分で1日のスケジュールを考えて過ごした。学校へ行っていない分、だらけようと思ったらどこまでもだらけることができるから、それは常に気をつけていた。将来的に何か役に立つかもしれないと思って、勉強の基礎はきちんとやった。
<今、悩んでいる人へのメッセージ>
今、「しんどい…」と感じている人は、もしかすると真っ暗なトンネルの中にいる気分かもしれません。
私はそうでした。どこへ向かえばよいのか、抜け出せるのかも分からず、ただただ立ち尽くして動けない日々を過ごしました。でも、大丈夫。絶対に出口はあります。私は、家族や信頼できるスタッフの先生のおかげでそこから抜け出すことができました。その人にとっての良いタイミングで、分かってくれる人はきっと現れてくれる。もしかすると、現れることがないかもしれないけれど、でも大丈夫。少しだけ勇気を出して、1歩踏み出してみてください。

パーソナルアカデミーで私は大学受験の知識以上に、その「前へ進もうと努力することの大切さ」を学ばせていただきました。
在校生(19歳 男子)
私は大阪にある中高一貫の進学校を中退して、半ば自宅浪人のような状態のときにパーソナルアカデミーに来ました。
それまで高校在学中から様々な塾や予備校、家庭教師などを試していたのですが、どれも途中でしんどくなって長続きせず、パーソナルアカデミーに来た時は藁をもすがる思いでした。そんな私にT先生は「自分のペースでやったらいい」という言葉をかけてくださり、どうすれば落ち着いて勉強することができるかを一緒に考えてくださいました。教室のほうに私がなかなか通えなくなっても、自宅のパソコンで授業を見れるようにしてくださったり、スランプに落ち込んだ時に相談にのってくださったりと、ずっと心の支えとなってくださいました。
1度先生に、「何で他人に対してそんなに誠実に向きあうことができるのですか」という旨の質問をしたことがあったのですが、そのときも先生はなんの気なく「いや、僕は自分がやりたいことをやってるだけだよ「とおっしゃっていたような気がします。私はその時、「あぁ、本当の教育者ってこんなにも自然体なんだ」と感動したのを覚えています。
とりとめのない思い出語りのようになってしまい恐縮ですが、最後に1つだけ私が伝えたいことは、たとえ大学受験という、おそらく人生の試験の中で最も結果が重視されるであろう勉強においても、やはり本当に大切なのはその行為を通じて何を学んだかということです。少し厳しい現実かもしれませんが僕たち不登校生達にとって、1番大変なのは次行く学校に受かるよりも、学校を卒業して、社会へ出ることです。
そのためにはもちろん学校へ入学するための受験の知識も必要ですが、なにより大切なのはどんな状況、環境にあっても自らの意志で前に進もうともがく力です。パーソナルアカデミーで私は、大学受験の知識以上に、その「前へ進もうと努力することの大切さ」を学ばせていただきました。
今の時代、人になかなか言えないような深い悩みを抱えているときに多くの人がまず行うことは、ネット上で似た悩みを克服した人の体験談などをリサーチすることなのではないでしょうか。昔とは違ってインターネットが普及したことで、言いづらい悩みをネット上でつぶやいて似た境遇の方を探しやすくなっており、その克服体験談は多くの方々を勇気づけてきました。
「学校に行けない」、この悩みも相談相手を慎重に選ぶ必要のある分野の悩みだけに、インターネット上での克服体験談から現状の打開策を探すお子様・保護者様もたくさんいらっしゃいます。「先生方は気軽に何でも話せるもう一人の親のような存在だった」「しんどかった通信制高校のレポート作成も丁寧に見てくれて、その後1年間の勉強の末おかげさまで大学生になることができた」など、このような体験談が現在不登校に悩む方々の力になれるようにと、皆様にも共有いたします。