周りの大人も元気になりたいな(前編)
2023/10/11
突然ですが、この一、二年ほど私は元気がありません。
体調もそうですが、とてもしんどいことがあって、心理面でも参っています。
そういった部分は、子どもたちにぼんやりと伝わるんだろうなあ、と感じます。
だからここしばらくフリースクールは人数が増えませんし、活気がないんじゃないかな、と思ったり…。
今の私は、仕事も私生活もうまくいっていません。(悲しいことに…)
人とのつながりがとても狭くなっていますし希薄です。
新しく一歩踏み出すことに、とても臆病になっています。
生活リズムが乱れていて、週末は寝ていることが多くて楽しくないし、しばしば昼寝をして自分自身にがっかりしてしまいます。
やってみたいこともできずに、目標もクリアできません。
隙間時間にはスマホを触ったり、youtubeをボーっと見ています。
何かを思いっきり楽しむ余裕がないのです。
やるべきことが疎かになっています。
始動がとても遅いうえに、集中力も持続しなくなっています。
うまくいかないと、すぐ投げ出してしまいそうです。
自分のことだけでなく、仕事の上でも雑になっています。
そのくせ他人からの評価が気になりますし、他人と自分を比べては劣等感と嫉妬がモワモワしています。
健康的でもないです。
食生活は改善できないし、運動もできていなくて体重が増えています。
何か改善しないと、このままじゃダメだ!
そう思ったとしても、
「でもつらいこともあったし…」
「自分は所詮こんなものなんだよ…」
と言っては何もしないことを選んでしまいます。
将来が不安で、先が見えませんし、自信がどんどんなくなります。
このように列挙してみると良く分かりますが、
不登校の子どもたちが日頃感じていることともしかしたら似通っているのかな、思います。
そのこと自体は子どもたちと接していく上で、必ずしも悪くないのでしょう。
「そうそう、分かる分かる!」
と共感できることもあるはずですから。
でもこんな状態で子どもたちと接するのは、やはり申し訳ない気になります。
やっぱりみんな敏感だから、なにか伝わってるんじゃないかな、と…。
今の私は、自分自身が頑張れていないのに、「頑張ってみようよ」と誰かに声をかけることに後ろめたさがあります。
自分もだらだらとyoutube見ている大人なのに、「他になんかすることあるといいね?」と言ってしまっていることに気づくと堪らない気持ちになります。
自信を持って子どもたちに言えること、できることが少なくなってしまいます。
大丈夫だよ、と言ってあげられない時があります。
いかんいかん。
ちょっとは大人として頑張ろう、努力しよう。
元気に子どもたちに言えるようになりたいです。
「私も最近同じくらいしんどい時期あったけど、ちょっとずつ改善しとるで」
「いやー、分かる…。そこは私も直さにゃいかんから、一緒になんか始めようかね」
そういう大人でいたいなぁ。
私の話ばかりになりましたが、子どもに限らず誰だって、共感したり、寄り添ってくれる相手が身近にいるのは助かります。
一方で日常的に接する相手が元気がなかったり、自信がなさそうだと、やっぱり気になるし不安になります。
本当は信頼できる人から背中を押してもらったり、引っ張ってもらったり、元気を貰いたいけれど…。
子どもたちにとって身近な大人は、保護者です。
次回は、お子さんが不登校になった時、周りの大人、特にご家族も元気になれたらいいな、という後編に続けます。