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「学校に行けない私の気持ちなんて、分からないでしょ!」

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「学校に行けない私の気持ちなんて、分からないでしょ!」

「学校に行けない私の気持ちなんて、分からないでしょ!」

2022/05/11

誰かの気持ちを他の人が完全に理解することはできません。

たとえ夫婦、親兄弟であっても、ほんとのところは分かりません。

 

その人がどれだけしんどいのか、困っているのか。

傷ついているのか。

 

目の前の人のしんどさを理解しようと、色々学んだり、自分の過去の経験と照らしてみても、どうしても限界ってあります。

 

不登校になった時に、子どもの側としては、

「どうして周りの大人は、お父さんお母さんは、私の気持ちを分かってくれないのだろう…。」

そんな風に感じているかもしれません。

 

それと同時に、

「お父さんお母さんは、学校に行けなくなった私のことを、どう感じているのだろう…。」

と不安になっているかもしれません。

 

 

一方で、多くの場合、お父さんお母さんは学校に行けなくなった子どものことが心配でたまらないはずです。

「どうして学校に行かないんだろう…。」

「これから先どうなるんだろう…。」

 

それに、お父さんお母さんだって、不満や言いたいことがあって当たり前です。

「将来のことを考えると、このままでいいはずがないでしょ?」

「私だって、仕事しんどくても頑張ってるのに…。」

「日中に働きに出てるし…、家にいられると心配だよ…。」

 

 

お互い言いたいことや聞きたいことはあるけれど、どう伝えたらいいかわからない。

気遣ったり、遠慮したりして、はっきり言うことができない。

 

そもそも頭の中でうまく整理できていないし、言葉にできないし。

うまく言うタイミングとか、その場の雰囲気とか…。

そもそも家族でそんな深刻な会話はしたくないし…、家族なら察して欲しいし…。

 

そんな思いがあっても、仕方がないと思います。

 

 

本当に難しいですね。

お互いが大切だからこそ。

 

 

「どうしてわかってくれないの?」

「どうしたらいいの? 何もしてくれないの?」

そんな風に子どもたちは言うかもしれません。

 

でも分かってあげられないことを、親として不甲斐ないと責めすぎないでほしいです。

誰かの苦しみを完全に理解して、ましてやそれを取り除く方法なんてありません。

親であっても、できることは限られます。

 

それでも、子どもが話してくれているときに、誠実に「話を聞く」ことは、最初の入り口になるのだろうな、と思います。

 

分かったふりをすることは違うと思います。

分からないからこそ、聞かせてほしい。

分からないかもしれないけど、一生懸命聞く。

 

 

自分の気持ちを、特にしんどい気持ちを、誰かに話す機会ってあんまりありません。

あらたまって、正座して、「ハイ、どうぞ」と言われてもなかなか話しづらい。

 

だから子どもたちの気持ちは、ふとした瞬間、日常の中で、ポロっと出てくるかもしれません。

「ちょっと相談したいことがあるんだけど…」

 

なんかモジモジ。いつもよりべったり引っ付いてきたり。

「ん? 今この子すごく大事なこと言ったかも」

 

全てのシグナルを拾うことはできません。

 

お父さんお母さんにも生活があって、どうしても体調や気分的に付き合うことができない時間だってあると思います。

 

 

でもどこかで、本当にその日、その時だけは、もう他のことはどうだっていい。

子どもだけに向かって、

「今日はとことんあんたの話に付き合っちゃる。」

そんな向き合い方をする時間を時々作ってあげてほしいなと思います。

 

 

ちゃんと受け止めてもらったという体験があれば、たとえタイミングが合わなかったり、一時の誤解があっても、またの機会が来るはずです。

ちょっとでも、通じ合えたかな、という瞬間があれば、次もまた話してみようと思うはずです。

 

誰にも受け止めてもらえないと感じたとき、本当に孤独になってしまいます。

いつもベストな対応をする必要はないけれど、時折全身全霊で向き合ってほしいのです。

 

「親のくせに、私のこと、なんにもわかってないんだから」

もし、お子さんからそんなこと言われたら、お父さんお母さんは本当につらいと思います。

 

でもまだ気持ちが、お父さんお母さんの方に向いているシグナルです。

「あなたのことが大切だからこそ、少しでもわかりたいから教えて」

こちらからもシグナルを返してみましょう。

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