不登校でも、夏休みは楽しんだらいいじゃないか(一部再掲です)
2023/07/24
今年も学校が夏休みに突入です。
ちなみに今年もパーソナルアカデミーは夏も開いています。
いつでもお越しくださいね。よろしくお願いします。
今年は、「海外旅行に行く!」「友達と会うんだ!」などという声をよく聞きますね。
納得のいく過ごし方で、ぜひ良い夏休みを過ごしてほしいと思います。
さて不登校、学校に通っていない子どもたちにだって夏休みはあります。
もちろん過ごし方は、人それぞれでしょう。
楽しいこともあれば、ちょっとイヤなこともあるかもしれません。
夏休みになったら、友だちと遊びに行くんだー、と言う子がいます。
普段は友だちは学校に行っているから、遊ぶ時間帯が合わないけれど、夏休みは余裕があるから、映画とか行くそうです。
帰省するという子も、もちろんいますね。
おじいちゃんおばあちゃんのところに、遊びに行くそうです。
かつては帰省するのを嫌がる子どもたちもいました。
親戚から「不登校なんか?」と聞かれるのはちょっと怖いものです。
いとこたちが学校での話題を出してきたり、祖父母からはなかなか理解されなかったり…。
(お父さんお母さんが、お祖父ちゃんお祖母ちゃんから怒られる、なんて話もあったそうです。)
でも最近はそういうこと気にする子は減ったかな?
本人たちもあまり気にせず、帰省しているようです。
これは良いことです。
家族で、色んなとこに行く子もいますね。
旅行はもちろん、お祭りとか花火大会とかのイベントに参加してきたよー、と教えてくれることがよくあります。
受験生なんかは、夏期講習だー、と悲鳴をあげながら学習塾に通っているかもしれません。
一学期、学校に行けなかった分を夏休みに取り戻すんだと頑張る子もいます。
夏休みの宿題は、なんとか提出したいと、頑張る子もいます。
いずれにせよ、いつもよりテンション高めの子どもが多いような気がします。
いつもと違うことができるからか。
登校へのプレッシャーが少なくなるからか。
騒がしく陽気で開放的な、夏の明るいイメージのせいかもしれません。
いずれにせよ、夏を楽しめている、楽しい時間がいくらかあったとするなら、それで十分だと思います。
兄弟がいつも自宅にいて、過ごしづらい。
同級生が昼間から色んな所にいるような気がして、外出が怖くなった。
みんなが楽しい時間を過ごしているのに、自分には何もなくて、劣等感を覚える。
学校に行っていない自分には、夏休みを楽しむ資格がないように感じる。
こんな気持ちになるのはつらいです。
きっと二学期からどうしよう、という不安で一杯になってしまいます。
夏休み明け、どうなるかはその時にならないとわかりません。
夏休み中に入念に準備しようとしても、何ができるわけでもありません。
「踊るあほうに見るあほう。同じあほなら踊らにゃ損々」
とはこの時期の徳島阿波踊りの唄ですが、夏休みはこの精神でいきたいものです。
別に踊る必要はありませんが、楽しい時間の過ごし方は皆にあるはずです。
休み明けにどうなるか分からないのだから、それぞれの楽しみ方で夏休みは楽しんだらいいじゃないか、と思います。