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なんで勉強せなあかんねん? と聞かれたら②

なんで勉強せなあかんねん? と聞かれたら②

2020/08/18

さて➀のつづきです。

「なんで勉強しないといけないの?」
と、子どもたちに聞かれたらどう答えましょう。

ⅰ.社会がそれを前提としているから?
ⅱ.将来の選択肢を保持しておくため?
ⅲ.公平に負担するため?
ⅳ.やっぱり学ぶのは楽しいんやで

ⅱ.将来の選択肢を保持しておくため?

将来どのような仕事をして、どのような生活を送るのか。子供のころにはなかなか決められませんよね。
いずれやりたいことが見つかった時のためにも、選択肢をたくさん持っておくのは大切だと思います。

たとえばサッカー選手になりたい、と希望を持っている人は子どものころからクラブや部活で練習をしてきたはずです。
もしサッカー初心者の大学生が、これからプロになりたいといったら、それは無理だろうと感じてしまいますよね。
スポーツを子どものころから練習してこないとプロになる選択肢は生まれないし、また同時に自分がプロに進めるかどうかの見極めもつかないでしょう。

実は勉強も同じなのではないかなあ、と感じます。

大学受験の時に、私は私立文系に進んだため数学や理科の勉強を捨てて、英語と国語と政治経済の勉強だけをしました。
でも必ずしもその分野に進みたかったのかというと、正直疑問です。もし中学生以降の理数科目をしっかり勉強していたら、もっと他のやりたいこと、進学したい学部をみつけられたかもしれません。

小学生までは得意だった算数でしたが、中学生で不登校となり勉強をさぼったことで、進路選択の際に選択肢が大きく減ってしまったのです。
一方で、学校に行けなくなってからも本を読んだり、ニュースや新聞を眺めていることで国語と社会の学力だけは大きく損なわれることはありませんでした。だからかろうじて大学進学の選択肢だけは手元に残ったとも言えます。

「まったく勉強をしてこなかったから、進学せずに働かざるを得なかった。」
「勉強は一応してきたけれど、やりたいことがあって進学せず働くことにした。」

二つとも結果は同じだけれども、大きく違います。
自分で選択することができるのも、働き始めてからの選択肢が多いのも断然後者です。

確かに勉強自体はその気になれば何歳からでも始められます。
しかし大人になって働きながら、場合によっては家族を養いながら勉強するのは並大抵の努力ではできないはずです。

私たちの教室では以前、すでに社会人としてしっかり働いてご家庭を持たれている方が、高卒認定試験の受験のために勉強をしておられました。お仕事で必要な資格取得には、どうしても高校卒業程度の学力を持っていることの証明が必要であり、そのために高卒認定試験を受験されたのです。

お仕事の合間を縫って、勉強をすることは本当に大変だったのではと思います。
私よりよっぽど社会人経験が豊富で、お仕事の分野での専門知識をお持ちなのに、キャリアアップのために私たちの教室に来て、基礎的な勉強をコツコツすることを選択されたのですね。

同じ立場になっても、私は同じことができるだろうか、と当時感じました。
無理だと諦めて、資格を取るという選択肢自体を手放してしまうかもしれません。

子どもたちには、自分の進みたい道がはっきり決まるまでは、いろんな可能性を手元に持っていてほしいものです。いざしたいことが見つかった時に苦労するよりか、すぐにスタートできるように足腰を鍛えておくために勉強をするのだと思います。

その人の積み重ねてきたものによって選択肢の数が全然違ってきます。もちろん決心してからの努力次第でなんとかなる場合もありますが、時間的にどうしても限度がありますよね。勉強はその後の人生の選択肢を増やす最も手っ取り早い方法なのではないでしょうか。

さて➁で終わるかなと思ったのですが、なんだか長文になりました…。
➂に続きます。

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