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大前提として、ゲームは楽しむものだ

大前提として、ゲームは楽しむものだ

2020/07/30

「うちの子、学校に行かずにゲームばっかりしているんです!」
ということでお悩みの保護者の方が多いです。とってもよくわかります。

お父さんお母さんの不満もわかりますが、
ハマっちゃうお子さんの気持ちもわかってしまいます。

小学生に入ったぐらいには我が家にもファミコンが来て、
のちにスーパーファミコン(ドンキーコングはよかった)も購入しましたが、
小学生のうちは、ゲームとそこまで悪い付き合い方ではなかった気がします。

なんだかんだで、友だちと外に出て遊んでいたほうが楽しかったし、
家で勉強はしませんでしたが、ゲームばっかりしているというわけでもなかったですね。

しかし中学2年生の春に、親の転勤に伴って他県へ転校しまして。
この転校した中学校がしんどかったので、夏くらいから不登校になりました。

そして学校に行かなくなってから、やっぱりゲームに費やす時間が増えていくんですよね。
色んな要因や環境でそうなったんでしょうけれど。

・生活リズムが逆転した
・自分の部屋とテレビをもらってしまった
・外出しづらくなった
・お小遣いと中古買取で、ゲーム購入が頻繁になった
・家族も不登校状態の私に、強く注意できなくなった

折しも初代プレイステーション絶頂期でして、安くて面白いゲームがたくさん発売されまして。
あとちょうどインターネットでゲームの情報とか
たくさん手に入るようになったのがいかんかったのかな、とも思います。

うちの両親も実は随分イライラしてたんだろうなあ、申し訳なかったなと思います。

この20年くらいで子どもたちを取り巻くゲーム事情はガラリと変わってきたけれど、
親子の間での綱引きは今も昔も変わらない気がしますね。

「ゲームは一日に〇時間まで!」
「もういい加減に止めなさい!」

という駆け引きはずっとありますからね。
それだけ面白いんだよなあ、止められないんだよなあ。

不登校とゲームの問題は形を変えつつもこれからも続くんだろうと思います。

でも実は、親の目の届くところでゲームしている分には、まだ大分マシな気がします。
さらに言えば、ゲームをしている子どもの様子を見て、本人が心底楽しんでいる、
一生懸命(?)遊んでいる様子ならば、まだまだマシな気がします。

というのも、実は私がこれまでの人生の中で、一番ゲームに時間を奪われていて時期は、
大学卒業後、就職が決まらず、フラフラしていた時期でして…。

その当時、放っておけば一日10時間でもゲームやっていたのですが、
実のところ、常に楽しみながらゲームをしているわけではないんです。

もちろん最初は新鮮だし、頭を使って、興奮しながらやってるんだけど。
いつのまにか、これダラダラと続けてるだけじゃなかろうか、と感じてきたりします。

「今オレ、脳みそ半分眠ってんじゃないか? 感情の起伏もなくなっとるわ…。」

他にやることがないからゲームしてる。
他のことをしたくないからゲームしてる。
他のことに目を向けたくないから画面見てる。

こうなってくると、相当不健康なゲームとの付き合い方だと思います。
昔からよく言われてる、
「目が悪くなる! 馬鹿になる! 勉強しなくなる! 外で身体動かせ!」
なんていうのとは別種の恐ろしさを感じます。

他人に(家族にですら)注意されることもなく、自分の時間と心身の健康をジワジワ
蝕まれていくのは本当につらい。

最近ではゲーム依存という言葉をよく聞きますし、香川県の条例など
色んな形でゲームの悪影響についての意見を耳にします。
その一方で、どんどん進化していくゲームの世界や、eスポーツなどのびっくりするような
試みを見ていると、まだまだ拡がっていく産業なのだろうな、と感じます。

子どもたちのゲーム時間が増えたとしても、本当に楽しそうに遊んでいる。
友だちと一緒に夢中でワイワイ騒いでいる。

これならまあいいかな、娯楽って、遊ぶってこういうもんだから仕方ないと思えます。
そのうえで、「決められた時間できっちり止めよう」という話し合いができていれば、
まずまず大丈夫な気がします。

一番しんどいのは、
本来楽しいはずのゲームをしていても、なんだか楽しくなさそうにしていること。
画面を見ている目が活き活きとしていないこと。

そしてそれを誰にも気づかれずに、自分だけが虚しさを感じていることじゃないかなあ、
と思います。

夜眠れないとき、布団の中で隠れるようにスマホのゲームをやっている。
でも別にこれをしたくてしているわけじゃない。
そのまま朝を迎えて暗い気持ちのまま眠りにつく。

これはもうゲームで遊んでいるとは言わない気がします。

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