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学校に行くのが『損』か『得』かで考えて良いはず 後編(再掲載)

学校に行くのが『損』か『得』かで考えて良いはず 後編(再掲載)

2022/07/02

学校に行かないという選択肢を取ったとしても、子どもたちには

できるだけ『損する』部分を小さくして、

『得する』部分を大きくしてもらいたいです。

 

 

不登校になってすぐの時期には将来のことを考える余裕はないかもしれません。

しかし落ち着いた時期に一度ご家族を交えて腹を割って話し合い、

これからに向けて『損得勘定』をする機会が来るはずです。

 

進学をどうするの?

来年もこれまで通り学校を休むの?

どこか学校以外で行く場所を探さない?

こういったことを話し合うタイミングがあるはずです。

 

 

学校に行ってないと、なんだかんだで色んなことを損します。
これはやっぱり事実だと思います。

 

学校に通っていると、生活リズムはある程度まとまるし、

お昼ご飯を食べて運動だってするから体力は維持できます。

 

授業を聞いていなくても、とりあえず教室にいれば内申点はもらえます。

人と関わるチャンスは多いし、とりあえず同世代の雰囲気は分かります。

 

学校が決めたカリキュラムに乗っかってれば、自分でそこまで悩まなくても、

次の予定や目標もなんとなく決まっちゃいます。

 

もしかしたら「楽ちん」といえなくもないんです。

 

 

『学校に行かないことで、こういう困難に直面するかもしれない。』
どこかのタイミングで、これは子どもたちにきちんと伝えなきゃいけないのかな。

誤魔化してはいけないんじゃないかな、と思います。

 

だからと言って

『不登校になったらお仕舞だ! 学校行け!』

というわけではありません。

 

 

確かに学校の仕組みは、これまでの大人たちが、子どもたちに良かれと考え抜いて作ってきたはずですし、

そこから外れることは一般的にその子にとって、大きな『損』だと見られるかもしれません。

 

でも学校の、まさしくそういうところが耐えられない人もいるし、

それ以上にしんどい人間関係が学校で待ち受けていて、

不登校になる人がたくさんいるわけです。

 

 

不登校になることで、学校に行ってる人より損することはあるかもしれない。

でも不登校になることでしか、得られなかったり守れなかったりすることが

あるのかもしれない。

 

なら学校に行かずに損した部分を、どこかで補えるようにみんなでフォローすることが

大切なんだろうと思います。

 

 

「学校に通っていないから、こういうところは損していると思う、

だから他の方法で埋め合わせしよう」

「学校に通っていないけど、それをうまいこと活かせば、

得ることも大きいんじゃないか」

 

冷静に、けれども前向きに、不登校にまつわるメリットとデメリットを足し引きして、

補えるところを補い、伸ばすところを伸ばす。

 

そんな話し合いが家族の間でできれば素敵やな、と思います。

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